《スタッフ・グループについて》

Q: 現地ではどのように過ごしますか?
 A:
参加者は小学生と中高生別の2つ~3つのグループ(①英語クラス、②生活班、③テーマ別クラス)に属し、右図の「1日の生活の流れ」のようなスケジュールで生活をします。
 ①英語クラス:英語レベル別、男女混合、先生とクラスメイト。Exploreプログラムの参加者は、英語の授業と昼食後のアクティビティ(13:00~15:30)を一緒に過ごします。
 ②生活班:男女別、カウンセラーとメンバー。英語クラスでのアクティビティの後に行われるアクティビティを中心に一緒に過ごします。リーダーのカウンセラーをはじめ、グループメンバーは寮の部屋も近くに配置されます。
 両グループとも、(全体の参加人数により異なりますが、)10人~15人ほどのグループとなり、別の国からの参加者と一緒のグループになります。
 ③テーマ別クラス:Focusプログラム(BHSプログラム)参加者は、昼食後のアクティビティは自分で選んだテーマに沿った内容について学びます。(テーマについては下記《授業・アクティビティについて》参照)
 金曜日は英語クラス後に半日旅行、土日は1日旅行も予定されています。予定されている旅行先は、参加されるプログラムにより異なりますので、2020年度のチラシをご覧ください。ただし、現地の状況により旅行先や日程が変更になることがございますので、ご了承ください。事前に予定されている場所を調べておくと、さらに楽しめると思いますよ!

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Q: カウンセラーとは?
 A:
カウンセラーと聞くと、心理カウンセラーを思い浮かべてしまいますが、このようなキャンプのリーダーさんのこともカウンセラーと呼びます。これからの国際社会に役立つリーダーシップを身につけたいと世界中から集まる意欲あふれる若者達がカウンセラーを務めてくれます。困ったときは、カウンセラーが力になってくれます。2018,19年はメキシコ、アイルランド、ウクライナ、ロシア、韓国、日本などの出身者カウンセラーがいました。
 期間中は1つの生活班を2人のカウンセラーがケアしてくれます。1人は一緒に寮に寝泊まりし、24時間体制のケアをしてくれます。もう1人は、週3日間、午後のアクティビティの時間に通常のカウンセラーに代わってケアをしてくれたり、イベントサポートをしてくれます。

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Q: 他の参加者はどんな人達?
 A:
プログラムは世界中から英語を学びたいと集まってくる学生(9才~17才)を受け入れており、7月上旬から実施されています。その期間中、自分が参加しやすい期間や好きな場所を選んで参加できるようになっており、皆さんが現地に到着する前から滞在している参加者もいれば、途中で帰ってしまう参加者や、他のプログラム地から移動してくる参加者もいます。また、参加者の国籍は様々ですが、参加する年や期間によっても割合は異なります。夏休みの時期が異なることから、8月からはどうしてもアジアからの参加率は高くなり、日本からの参加者の割合も高くなります。
 2018年は、PLSが団体グループとして参加した期間の参加者は200~250人でした。国籍割合は、日本と中国からの参加者が3割未満と1番多く、次いでメキシコ、台湾、ロシアと続きました。ナイジェリアやフランス、韓国、ウクライナ、コロンビアなどの国からも参加者が集まりました。
 国籍や年齢も異なる参加者が集まりますので、お互いに尊重しあい、楽しく過ごせるように心がけましょう。

 

《日常生活・寮生活について》

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Q: 滞在する部屋や寮の設備はどうなっていますか?
 A:
参加するプログラムにより滞在先は異なりますが、全て両滞在となります。UBC(ブリティッシュコロンビア大学)内の寮の部屋は1人部屋か2人部屋となり、ベッド、机、キャビネット、クローゼットがついています。生活班のカウンセラーとメンバーが近くに位置するように、配置されるため、現地に到着してから発表され、事前に部屋やルームメイトの希望は出せませんのでご了承ください。トイレ、シャワーは各フロアについている共有設備を利用することになります。

Q: 貴重品の管理はどうなっていますか?
 A:
滞在先に到着した際、Bodwellにパスポートやすぐには使わないお小遣いなどを預けることができます。また、部屋の鍵と寮の鍵が渡され、基本的には個人管理しますが、授業中・アクティビティ中は英語クラスの先生とカウンセラーが鍵を管理してくれます。

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Q: 怪我や病気の対応はどうなっていますか?
 A:
カウンセラーは全員ファーストエイドの資格を所持しており、看護担当スタッフもいます。また、滞在先の大学内や近隣の診療所や病院を利用します。病院に行くほどではない場合は、Bodwellのオフィス内にあるベッドで休むこともできます。
 滞在中、参加者は同じ医療保険に加入しています(プログラム費込み)ので、カウンセラーや看護担当スタッフが迅速な対応を取ることができます。

Q: 薬やアレルギーの対応はどうなっていますか?
 A:
申し込み必要書類の一つに「健康レポート」があり、現在の健康状態について、服用中のお薬についてなどご記入いただきます。処方箋に基づきだされるお薬を服用中の方は、英語の処方箋を添付してカナダに持参するようにしてください。
 アレルギーについても同様に「健康レポート」にご記入ください。「健康レポート」にご記入いただきました内容はBodwellに生徒情報として伝え、情報を共有させていただきます。食事に対するアレルギーがある場合は、アレルギー対応メニューが提供されます。

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Q: 洗濯はどのようになっていますか?
 A:
基本的には週に1度、自分で寮に設置してある洗濯機で洗濯をします。カウンセラーがランドリーカードを持っているので、カウンセラーに声をかけて行いましょう。小学生は、カウンセラーがまとめてしてくれる場合もあるようです。持っていく洋服は乾燥機が使えるものにしましょう。

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Q: 食事はどのようになっていますか?
 A:
3食提供されます。滞在先のカフェテリアでビュッフェスタイルで食べます。自由な席で食べることができるので仲良くなった友達と一緒に食べることができます。
 出かけるときは、お弁当(サンドイッチ、パスタなど)が提供されたり、ショッピングモールなどではカウンセラーからお金をもらい好きなものを注文して食べる機会もあります。日本よりも組み合わせやサイズなどいろいろ聞かれることも多い食べ物の注文にはじめは緊張している様子ですが、帰る頃には皆さんいつも堂々と注文できるようになっています。

 

《授業・アクティビティについて》

Q: 英語の授業はどのように行われますか?
 A:
現地に到着した翌日にテスト(リスニング・筆記)を受け、この結果をもとにクラスが編成されますので、自分のレベルにあったクラスで授業を受けることができます。授業はBodwell独自のカリキュラム、教材をもとに進められます。
 授業ではもちろん日本語は通じませんが、どの先生も「英語を学びに来ているのだから、間違えて当たり前!」と間違えを歓迎してくれますので、変に身構える必要はありません。それよりも、分からない時は、分かったふりをしたりせず、分からないことを伝えれば、別の言い方に言い換えてくれたり、クラスメイトが助けてくれるでしょう。
 他の国の参加者の授業態度から、積極性を学んだという声も多く聞かれます。また、挙手に頼らず生徒達の意見を引き出したり、質問への正答を求めるばかりではなく、どのように取り組むのかそのプロセスを大切にしたり、クラスを盛り上げようとしてくれる先生達からも日本とは違う授業スタイルを体験することができます。

Q: Exploreプログラムのアクティビティはどのようなものが行われますか?
 A:
月曜~木曜は、英語の授業の後に、英語クラスの先生とクラスメイトと一緒にアクティビティが行われます。いくつかのクラスが合同で2種類のアクティビティを行い、ローテーションですべてのアクティビティを体験できるようになっています。サッカーやキックベース、バレーボールなどのスポーツをしたり、ヨガやダンス、アートやサイエンスなど様々なアクティビティが行われます。アクティビティには先生以外にインストラクターが指導をしてくれるものもあります。

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Q: BHSプログラム(Focusプログラム)のテーマはどのようなものがありますか?
 A:
BHSプログラムでは、昼食後に各自で事前に選択したテーマに沿ったアクティビティを行い、実践的なスキルを身に付けます。
 
チルドレングループ:A. Exploring Global Diversity(カナダの多国籍国家、大学ツアー、将来設計、目標設定の立て方)
           B. Sports & Beyond(スポーツ学、リーダーシップスキル、屋内外スポーツ、新しいスポーツをデザインする)
           C. Robotics & Coding(プログラミング、ロボット学、科学とテクノロジー、エンジニアリング)
 ティーングループ: A. University Exploration & Career Exposure(大学ガイダンス・カウンセリング、大学ツアー、将来設計、目標設定の立て方)
           B. Advanced Technology(プログラミング&アルゴリズム、機械工学、AIの社会影響、バーチャルリアリティ)
           C. Adventurous Learning(アウトドア教育、リーダーシップスキル、リクリエーション、ボランティア)

Q: その他のアクティビティ(3:30~9:00)はどのようなものがありますか?
 A:
生活班のメンバーと一緒に、様々な場所に出かけたり、滞在先のキャンパスでイベントを行ったりします。
 外出先は、参加するプログラムにより異なりますが、湖にカヌーをしに行ったり、観光客も多く訪れる公園、ビーチ、ダウンタウンなどがあります。(2020年度チラシ参照
 イベントも参加するプログラムや期間により異なりますが、皆が一芸を披露するタレントショー、様々な文化について学ぶことができるマルチカルチャーナイト、様々なアトラクションが登場するカーニバルナイト、ボドウェルオリンピックなどが滞在先で行われます。カウンセラーを中心にイベントを盛り上げてくれるので、初めは恥ずかしがっていた参加者も終わる頃には大声で笑っている姿をよく見かけます。そして、最後には笑顔と涙でいっぱいのさよならパーティも行われます。

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《その他》

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Q: 英語力が心配ですが、平気でしょうか?
 A:
プログラムには世界中から参加者が集まり、参加者の英語のレベル、発音の特徴も様々です。英語の授業は、レベル別に行われますので、自分の英語力に適したクラスで学ぶことができます。カウンセラーグループは、様々な英語力の子が一緒になりますので、分からないことがあればお互いに助け合いながら活動できますし、アクティビティ内容も様々なものが用意されていますので、体を動かしたり、ゲームをしたりしながら楽しく英語を使うことができます。また、様々な参加者と触れ合うことで、刺激を受け、自分の英語力に自信がついたり、自分も友達のように頑張ろうと意欲がわいたり、「もっと知りたい、もっと伝えたい」と英語が好きになるでしょう。英語を話すには、まずは自分から声をかけてみる積極性や、話題を振られるのを待っているだけでなく、自分からも色々な話題を提供してみたりとコミュニケーション力も必要であることを体感できます。

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Q: 現地の気候はどうですか?
 A:
近年の温暖化の影響もあるのか、バンクーバーも平年と違う天気が続くことも増えているようです。夏の天気も以前より暑くなってきているようですが、それでも日本の湿気高い夏に比べると過ごしやすいでしょう。2018年の滞在期間中の平均気温は22度、平均最高気温は27.1度、平均最低気温は17.3度でした。日中は日差しも強く、半そでで過ごしている参加者が多いですが、朝夕は涼しくなるので厚手の長そでを着ている参加者もいれば、半そでの参加者もいたりと様々ですので、温度調整のしやすい服をお持ちください。
 日差しは強く、日本よりも紫外線は強いといわれていますので、日焼け止めは必ず持参しましょう。
 また、日本と大きく違う点として、日照時間の長さが挙げられます。夜は午後9時頃まで明るいので、午後のアクティビティも夜まで野外で楽しむことができます。

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Q: 渡航書類としてどうして両親のIDが必要なのですか?
 A: 渡航に際し、プログラムへの参加申込書だけでなく、渡航のための書類もご準備いただきます。カナダは両親の同伴がない未成年者の入国を認めていません。これは人身売買や誘拐(離婚後、片親がもう片方の親に無断で子どもを連れ去ることを含む)などから子どもを守るためとお考えください。そのため、ご両親が「自分達の子どもの単独での渡航を認めている」という「未成年渡航同意書」という書類が入管手続きの際に必要となります。その同意書が正式なものであることを証明する添付ファイルとして、ご両親のIDコピーのご提出も必要となりますので、ご了承ください。



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